医療用語健康辞典cancer-glossary

ホルミシスとは

全国に多数ある温泉の中で、ラジウム鉱石による天然ラドン温泉では、ホルミシスの効果があると言われています。
秋田の玉川温泉や鳥取の三朝温泉がそれにあたります。

ホルミシスとは低放射線であることからラドンの放射線希ガスにも含まれる事が証明されています。
人間に害のある放射線ですが、低線量を使用すれば逆に人間に有益である事も論文で発表されています。
身体が栄養を燃焼させるときに活躍するのが活性酸素ですが、これは老化の原因の一つと言われています。

そこで、ホルミシス療法が有効になってきます。
ホルミシス療法は、低線量の放射線を体内に取り入れる健康法です。
低放射線によって、抗酸化酵素を活性化させ、活性酸素を消失させていきます。
それによって抗癌作用、病気の進行抑制、免疫系とホルモン系の励起、鎮痛効果、老化防止といった効果が期待されます。

放射線を体内に入れるとなると、不安になる人もいると思います。
ホルミシス療法は実際に大学や研究期間で効果が実証されている療法なのでご安心下さい。

デメリットもあります。費用が高いことです。
療法としてホルミシスルームを設置しているクリニックもありますが、1回30~45分で6000円前後の費用がかかります。

また、グッズでも5000円から万単位までの物があります。
さらに、効果には個人差があり、確実に治癒するという保証はなく、1回だけではなく継続して療法を受ける必要があります。
健康で気になる事があれば、試しに受けてみるのもいいかもしれません。